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【初心者必読】働く前に知りたい医療事務4つの仕事内容

2017年9月12日

医療事務の仕事内容

医療事務とは、病院の受付のこと。「病院の顔」として働くので、気持ちよく接客をすることが大切です。

では、どんな仕事内容があるのか?内科・小児科のクリニックに勤めている彼女に聞いてきました。

これから医療事務で働く人、応募で迷っている人、ぜひご参考にしてください。

仕事内容1:受付

医療事務のメインとなるのが受付業務です。

「事務」と聞くと接客が少ないイメージですが、医療事務の場合は受付業務を任されるため、むしろ「接客」がメインとなります。

受付の流れ

外来の場合、

  1. 来院された患者の「診察券」と「保険証」を預かる
  2. 診察券に記載してあるIDをパソコンに入力
  3. 保険証の内容を確認する

までが、受付の一連の仕事内容。

子どもの患者の場合は、「受給者証」を預かります。

受付を済ませたら医師と看護師にカルテを渡します。受付にも、健康診断・予防接種・保険の審査など、さまざまな種類があります。

初診の場合

初診であれば、

  1. 患者に問診票を記入してもらう
  2. 預かった保険証に記載の情報をパソコンに入力
  3. 登録を完了させ診察券を作成

します。

仕事内容2:介添え(診察の補助)

「介添え」とは、診察のときに医師の横に立ち、サポートする役割こと。看護師的な役割を担います。

介添えの例

内科であれば、予防接種をするときに患者の腕や身体を医療事務のスタッフがおさえます。簡単な手術を行う病院で働けば、子どもに馬乗りになっておさえつけて処置することも。

大きな病院なら、介添えを任せることは少ないかもしれません。

資格がなくてもOK?

「医師のサポート」と聞くと、特別な資格が必要なのでは?と疑問に思うでしょう。

でも大丈夫です。介添えをするのに資格は必要ありません。医療事務のお仕事自体も、無資格で働けます。

仕事内容3:電話対応

電話対応も医療事務の仕事内容の1つ。電話での問い合わせで多いのが、予約の受付と、病院の営業時間・混雑状況の確認。

院内処方(病院内で薬を渡す)の病院で働く場合、処方された薬の内容確認の問い合わせが多くなります。

病院にもよりますが、電話対応はそれほど多くはありません。

仕事内容4:薬の処方(院内処方のみ)

病院によっては、医師が診察に対して処方した薬を、医療事務のスタッフが患者に処方することもあります。

一般的に、病院は「患者を診て処方する薬を指示するのみ」で、薬の処方は病院の外の薬局に任せます。

しかし、院内処方を行っている病院では、医療事務が薬を処方します。薬の処方には特別な資格は不要ですが、簡単な薬の説明を任させます。

薬の処方も、薬剤師や医療事務の資格がなくても、薬の処方は可能です。

「医療事務として働きたい病院が、院内処方を行っているか」を確認したいのであれば、病院の公式ホームページや求人票の仕事内容を確認しましょう。

まとめ

医療事務の主な仕事内容をまとめます。

  1. 受付
  2. 介添え
  3. 電話対応
  4. 薬の処方

特にメインとなるのが受付です。病院の顔として働くので、笑顔で対応することが望ましいとされています。

薬の処方は、院内処方の行院でなければありません。

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