大学生や主婦であれば、朝にちょっとした時間的な余裕ができるため、この空き時間を使ってバイトやパートをしようと考えるのではないでしょうか。
早朝バイトは他の時間帯に比べて時給が高いため、早起きさえ頑張れば効率よく稼ぐことができます。さらに、午後は有意義に使えるため、たとえば「午後は別のバイトをしてガッツリ稼ぐ」といった働き方も可能。
その反面、早朝バイトならではの苦労もいろいろあります。
早朝バイトはコレがきつい!
筆者は大学生のころ、朝6時~9時勤務のバイトを1年間続けてきましたが、特にきついと感じたのが
の3つ。
これから早朝バイトをしようか悩んでいる方は、これらのきついことをよく理解したうえで応募してください。
早寝・早起きが大変
言うまでもなく、早朝バイトは早起きが大変です。
筆者は6時出勤の早朝バイトだったため、5時半に起きなくてはなりませんでした。
特に、冬の早朝はきつかったです。寒くて布団から出るのはイヤでしたし、寒すぎてお腹を壊すことは日常茶飯事。バイト先に到着したら、真っ先にトイレに駆け込む…なんてことも。
私はもともと早起きが苦手ではなかったものの、それでも朝5時台に起きるのはかなり大変でした。
早朝バイトが大変なのは、早起きだけではありません。早起きしなければならないということは、前日に早寝する必要があるのです。
早朝バイトをしていたころの筆者の1日の生活サイクルは、朝5時半に起きて6時~9時まで早朝バイト。そのあと夕方まで大学の授業に出て、夕方は別のバイトに出るか自由な時間。次の日に早朝バイトがあるなら、夜11時(早くて10時)までには布団に入る、といった感じ。
大学の友だちから早朝バイトの前夜に飲み会に誘われても、断ったり途中で帰ったりと、夜遊びができなくなるのはきついかもしれませんね。
また、早寝しようと思っても、はじめのうちはなかなか寝つけないため、何日かは寝不足が続くでしょう。
午後になると疲れがどっと出る
早朝に働くと、そこで1日のエネルギーを多く消費してしまいます。筆者の感覚では、朝6~9時の3時間バイトすると、1日のエネルギーの30%くらいは消費しました。
立地や職種にもよりますが、早朝バイトは短時間ですがかなりハード。たとえば、駅前のコンビニなら通勤ラッシュで混雑したり、商品の入荷があるので検品や商品陳列の作業に追われます。
早朝に多くのエネルギーを消費してしまうと、午後になると疲れがどっと押し寄せてバテます。大学生なら授業中に居眠りしてしまうかもしれませんね。
通勤ラッシュの時間帯がとにかく忙しい
早朝バイトを探すときに気を付けたいのが、お店の立地と職種です。立地や職種によっては、朝の通勤ラッシュでかなり忙しくなります。
たとえば、駅前や駅ナカ、国道沿いのコンビニ。朝の7時くらいにお弁当やおにぎりなどの入荷があり、そのすぐ後に通勤ラッシュが来ます。レジにはサラリーマンや学生の行列ができ、みんな「電車に乗り遅れたくない!」とセカセカしています。このレジ圧が店員に向けられ、本当にプレッシャーを感じます。
忙しいので時間が過ぎるのはアッと言う間だったものの、午後にその疲れがどっと押し寄せてくるのでおすすめはしません。
逆に、繁華街や駅前から離れた住宅街の早朝バイトはかなり楽でした。接客もほとんどなく、清掃や品出しが中心だったのでマイペースに仕事ができますよ。
早朝バイトがある日のスケジュール
前述したように、早朝バイトは早寝・早起きするので大変です。午後になると疲れがどっと押し寄せます。
では、早朝バイトがある日はどんなスケジュールで動くのか。筆者の例をご紹介するのでイメージしてみてください。
- 5時30分:起床
- 5時50分:バイト先に向かう
- 6時00分:勤務開始
- 9時00分:勤務終了
- 10時00分:大学の授業
- 12時00分:ランチ
- 13時00分:大学の授業
- 15時00分:帰宅
- 16時30分:別のバイト先に向かう
- 17時00分:勤務開始
- 21時00分:勤務終了
- 21時30分:帰宅
- 23時00分:就寝
早朝にバイト、午後に大学の授業、夕方に別のバイト、といった感じで結構ハードなスケジュールだったと思います。
まとめ
早朝バイトは
などがきついと感じました。
早起きして働くのは、想像以上に体力をつかうので朝に強い人でも疲れます。寝坊できない点では精神的に疲れます。
何かと大変でしたが、筆者は早朝バイトのおかげで今では寝坊グセもなくなり、朝に強くなりました。早起きの習慣が身に付いて良かったと思っています。
「ちょっと働いてみようかな」と思った方は、ぜひ求人サイトにて早朝バイトを探してみてください。
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