パンやバターの香ばしい香り包まれて働けるパン屋さん。小さいころから、「パン屋さんで働きたい!」とあこがれていた人も多いのでは?
そんなメルヘンなイメージのパン屋でも、「早朝出勤がある」「体力勝負」など、意外ときついところがあります。
そこでこの記事では、実際に大学生のころに働いて分かった、パン屋のバイトのきついところを焦点に合わせてご紹介します。
きついこと1:朝が早い
パン屋の開店時間は朝が早く、バイトをすると早朝出勤をお願いされることがあります。
早朝出勤で寝不足になる
早朝だったら、「大学の授業の前に出勤して、コツコツ稼げる」と思っていましたが、さすがに「5時起きの6時出勤」が続いた日はきついと感じました。
寝不足が続き、授業中に眠くなることがしばしば。製造スタッフは、パン屋の開店までに商品を準備するため、さらに早起きすることも。
早寝しなければならない
また、翌日にパン屋の早朝出勤があると、前日の夜は早く寝なければなりません。
そのため、夜遅くまで遊べなくなります。「大学の友だちと、夜遅くまで飲みに行く」なんて思い出が少なくなるのはきついですよね。
きついこと2:覚えることが多い
パン屋でバイトするには、お店に並ぶパンをすべて覚える必要があります。覚えるのが苦手…と言う方は、他のバイトを探した方が良いかもしれません。
レジの場合
レジでは、パンの形を見て値段を判別するのに苦労しました。新商品も次から次へと開発されるため、パンの特徴を覚えるのは意外と大変。
また、アレルギーを持つお客様から原材料などを聞かれることもあるので、お店のパンのことをしっかり理解していないと、思わぬトラブルを生みます。
製造の場合
製造スタッフは、1つ1つのパンの作り方を覚えなくてはなりません。
生地の扱い方や解凍方法(冷凍パンの場合)、焼き・揚げの時間など、覚えることはたくさんあります。
作り方を間違えると廃棄しなければならないため、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
きついこと3:体力的に疲れる
パン屋の製造スタッフは、パンを焼くオーブンの熱に耐えながら、重い鉄板を運ぶ作業が何度もあります。ちょっとでも集中力が落ちれば、「熱い鉄板で腕にヤケドを負う」なんて危険も。
仕事中は一日中立ちっぱなしで、小麦粉がどっさり入った重い袋を運ぶ場面も多々ありました。
慣れないうちはすぐに足腰が痛くなり、「午前中のバイトだけでヘトヘト」ということが良くあります。
基本的に力仕事は男性に任されますが、メルヘンなイメージだけではなく、体力勝負のきついバイトなのです。
まとめ
私がパン屋でバイトをして「コレはきつかった!」と感じたことは3つ。
- 朝が早くて起きるのがつらい
- パンの種類を覚えるのが大変
- 立ち仕事・力仕事で疲れる
でも、パン屋のバイトもきつい出来事ばかりではありません。余ったパンをもらえたり、パンの専門知識が身に付くので、メリットもたくさんあります。
大変でしたが、個人的には経験して良かった思っています。少しくらいきつくても働きたい!という方は、ぜひ求人サイトでバイトを探してみてくださいね。
-
パン屋の元店員が教えるバイトの仕事内容と評判
パン屋のバイト経験者が、きついと感じたこと、大変だったことから、楽しかったことなどの評判をすべて教えます。パン屋の販売・製造のそれぞれの仕事内容についても詳しく解説します。
続きを見る