映画館のバイトに応募したものの、履歴書や面接で必要な志望動機の答え方が分からず、困る人も多いのでは?あるいは、「志望動機を書いたけど、この答え方で大丈夫かな?」と不安になる人もいるでしょう。
映画館の志望動機は、「家から近いから」「映画が好き」といったありきたりな答え方はNG。面接官の心を動かしません。
では、どんな志望動機が面接官に好まれるのか?この記事で、他人と差が付く映画館の志望動機の答え方をご紹介します。
映画館バイトの志望動機の例文
まずは、映画館のバイトの志望動機の例文をご紹介します。例文を参考に、各自でアレンジしてください。
志望動機の例文1
私は映画がとても好きで、貴社の劇場をよく利用しています。貴社の映画館は、チケット販売のスタッフの方の笑顔がいつも素敵で、映画を心から楽しむことができます。
私も貴社のスタッフの一員となり、これまでの接客業のアルバイト経験を活かし、より多くのお客様に気持ちよく映画を楽しんでほしいと考え志望いたしました。
志望動機の例文2
貴社は自宅から通いやすく、希望の勤務時間に合っているため応募に至りました。私は今までにアルバイト経験がありませんが、映画が好きで、将来的にも接客の仕事がしたいと考えているので、貴社に応募させていただきました。私の将来の目標は、貴社のスタッフのように、親切・丁寧な接客ができるようになることです。
志望動機の例文3
私は将来、映画に携わる仕事に就くことを目指しております。そんな私にとって、映画館の運営ノウハウを身に付けながら働ける映画館のアルバイトは魅力的に感じました。これまでに経験した接客業のアルバイト経験を活かすことで、貴社に貢献できると考えております。よろしくお願いいたします。
映画館バイトの志望動機のNG例
次に、映画館の志望動機のNG例を紹介します。
よくあるNG例
次のような志望動機を答えると、不採用にされるかもしれません。
映画が好きなので、映画に関わるアルバイトをしたいと思ったので応募しました。
勤務地が家から近く、大手なので長く安定して働けると思って応募しました。
未経験者でも働けると記載があり、私でもアルバイトができると思い、応募しました。
映画館のバイトに限らず、どの職種でも使えそうな志望動機ですね。
こんな当たり障りのない志望動機では、具体性や主体性に欠け、面接で悪い印象さえ与えかねません。
「映画が好きだから」は志望動機にならない
多くの人は、映画館の志望動機として「映画が好きだから」と答えますが、それだけでは不十分。
映画に関わるバイトをするのに、映画に興味があることは当然のこと。そんな当たり前のことだけを志望動機として答ても、面接官に良い印象を与えられません。
面接で「映画が好きなら、他の会社でも良いんじゃない?」と意地悪な質問を投げかけられる恐れもあります。
志望動機の答え方のポイント
志望動機は、「なぜ、その映画館でなければいけないのか」と、こだわりを伝えると良いでしょう。
「この映画館でバイトがしたい!」という意欲が面接官に伝われば、必ず相手の心を動かします。言い換えれば、「その映画館でどのように働きたいのか」を伝えることです。
とは言え、映画館で働いたことがない人にとって、どのように働きたいかなんて想像がつかないでしょう。バイトの未経験者であれば、働くこと自体が未知のこと。
そんなときは、実際に映画館を利用したときのエピソードを交えましょう。
実体験を話す
応募先の映画館を利用したときのエピソードを伝えることで、「応募先の映画館をよく利用していること」と、「映画が好きなこと」をまとめて伝えられます。
まだ応募先の映画館を訪れたことがない人は、様子を見に行ってください。バイト先へのアクセス方法や、働く人の雰囲気、お客様の様子がよく分かりますよ。
また、実際に利用することで、「映画館のどんなところが良かったのか」を志望動機として答えられます。
エピソードだけでも不十分
実際に映画館を利用し、良かったところを話すだけではただの感想文です。肝心なのは、「なぜバイトをしたいか」です。
バイトをしたい意欲が伝わらなければ、採用後にすぐに辞めてしまうのでは?と面接官に思われます。
志望動機の説得力を増すためには、「この人を採用したら、こういう風に働いてくれるんだ」と思わせることが大切です。
まとめ
映画館の志望動機は、「映画が好きであること」と「応募先の映画館で働きたい理由」を志望動機で伝えましょう。
また、これまでのバイトの経験を、応募先の映画館でどのように活かしたいのか、簡潔に述べると好印象に。バイトの経験がない人は、これまでに受験や部活で頑張ってきたことを、映画館のバイトでどのように生かせるのか伝えましょう。
バイトの面接当日の準備もお忘れなく。
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