「バイトテロ」「バカッター」と呼ばれる、アルバイト店員によるSNSでの不適切動画が近年注目を集めています。
バイト中の不適切動画をSNSに投稿すると、動画投稿者はどのような処罰を受けることになるのか?この記事でご紹介します。
「バイトテロ」とは?
「バイトテロ」とは、アルバイト店員がSNSや動画投稿サイトに不適切な動画を配信することで、企業に大きな被害をもたらすことを指します。アルバイト店員が企業に損害を与えることから、「バイトテロ」と呼ばれています。
最近では、
- 「くら寿司」のアルバイト店員が勤務中、商品である魚をゴミ箱に捨てた後、まな板に戻して調理する
- 「ファミリーマート」のアルバイト店員が勤務中、お会計時に商品を舌で舐めた後、レジ袋に入れる
- 「セブンイレブン」のアルバイト店員が勤務中、商品であるおでんを食べ、すぐに吐き出す
など、見る人が不快に思い、企業イメージを損なうような動画が確認されています。
バイトの不適切動画の処罰は?
不適切動画を投稿したアルバイト店員は、以下のような処分が下されます。
- 解雇
- 企業から訴えられる
- 損害賠償の請求
バイトをクビになるだけではなく、民事・刑事で法的処置をとり、損害賠償として数千万円単位を請求されることが予想されます。
くら寿司では、このアルバイト店員による不適切動画の配信により株価が暴落し、何億円単位の被害が出たようです。このため、不適切動画の投稿者であるアルバイト店員に、1,000万円以上の損害賠償を請求されることが想定されています。
まとめ
バイトテロ(不適切動画の投稿)は、動画を見る人やお店だけではなく、雇用企業に大きな損害を与えます。
企業に大きな損害を与えると、たとえバイトであろうとも、損害賠償として何千万円も請求されます。クビだけでは済みません。
「注目を集めるから」という理由で不適切動画を撮影し、投稿すると人生を狂わせます。絶対にやめましょう。