「地域おこし協力隊」の応募には志望動機や添え状などが必要です。そこでこの記事では、地域おこしの志望動機・添え状の書き方と、使える例文をご用意しました。応募の役に立ててください。
地域おこし協力隊の志望動機の雛型
まずは、地域おこし協力隊の志望動機の雛型をご紹介します。自治体によって募集の趣旨が異なるので、各自アレンジしてください。
私は、○○市の△△△というところに魅力を感じ、今回の地域おこし協力隊に志願いたしました。実際に住まわせていただくことで、地域外の人間だからこそ分かる○○市の魅力を×××(具体的な手段)で若い世代に発信していき、地域の維持・強化を図ります。
地域おこし協力隊の添え状の書き方
添え状の例文
拝啓、貴所ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
この度、JOIN(一般社団法人移住・交流促進機構)のホームページにある「地域おこし協力隊」の募集を拝見し、ぜひ応募させていただきたく、応募書類をご送付させていただきました。
ご検討の上、是非ともご面談の機会を頂けますと幸いです。
何卒、よろしくお願いいたします。
添え状の記載内容
地域おこし協力隊の添え状には、以下のような内容を記入します。
- 日付
- 応募先の市 部署名、役職名、氏名
- 自分の住所、連絡先、氏名
- 題名
- 時候のあいさつ
- 本文
- 敬具
- 記(同封書類を記載)
- 以上
基本的には就転職の添え状と変わりありませんが、地域おこし協力隊の応募先は企業ではありませんので、「貴社」とは書きません。
「貴所」や「貴役所」と書きましょう。○○市役所と正式名称を書いても問題ありません。
手書きで書くべき?
手書きで書く必要はありません。
「手書きの方が熱意が伝わる」かもしれませんが、そこまで苦労する必要はありません。
地域おこし協力隊のほとんどが、ワードやエクセルのスキルを歓迎しているため、むしろ送付状はパソコンで書いた方がアピールができる可能性が高いのです。
もちろん、応募先が「手書き」と指定してきたら、パソコンで書くのは避けましょう。
地域おこし協力隊の応募に添え状は必要?
添え状は、履歴書などの書類を郵送する際に同封する書類です。
就職や転職をするときには必要ですが、地域おこし協力隊に応募するときも入れておいた方が良いのでしょうか?
郵送するなら必須
私の場合は、「添え状が1枚あるだけで、応募先の面接官に良い印象を与えられる」と考えたので、郵送のときに念のため送っておきました。
社会人としてのマナーですしね。
郵送以外にも、応募したい地域の市役所などに手渡しする方法もあります。この場合も、添え状があると良いでしょう。
ただし、誤字や脱字があると印象が下がるので、きちんと確認してくださいね。
メールなら不要
応募先の地域によっては、書類一式を担当者にメールで送る応募方法もあります。
私がいくつか応募した地域おこし協力隊のなかにも、メールで受付けている市がありました。
メールで書類一式(履歴書など)を送信する場合は、添え状は必要ありません。本文に添え状と同じような文章を入力して送信しましょう。
メールで書類を送信するときの例文
メールで書類を送る場合は送付状が不要ですが、以下のような文章を添えると好印象です。
○○市
○○部 ○○課
○○様
○○(フルネーム)と申します。
この度、JOIN(一般社団法人移住・交流促進機構)のホームページにある「地域おこし協力隊」の募集を拝見し、応募させていただきます。
(ここに志望動機や意気込みを簡潔に述べる)
まずは、メールにて履歴書等の応募書類を送付させていただきますので、ご査収いただきますようお願い申し上げます。
大変ご多忙なところ恐れ入りますが、ご確認、ご検討をいただき、面接の機会をいただけますと幸いです。
何卒、よろしくお願い申し上げます。
氏名:(フルネーム)
住所:(都道府県から記載)
Email:(もっとも連絡が取りやすい連絡先)
まとめ
地域おこし協力隊に応募書類を郵送する場合は、添え状も同封しておきましょう。送る相手は企業ではありませんので、「貴社」とは表現せずに、「貴所」などと表記するように注意すること。
メールで送る場合は、添え状は必要ありませんが、本文に志望動機などを簡潔に添えると、受信相手に好印象です。
複数の地域おこし協力隊に応募するときは、宛先を間違えないように十分に注意してくださいね。