どんなバイトの面接でも、採用担当者が必ずチェックする項目が「志望動機」。志望動機をチェックするだけで、バイトに応募した人の仕事に対する意欲がつかめるからです。
パン屋のバイトも例外ではなく、志望動機から「どれくらい本気でウチのお店で働きたいのか?」を探ります。
では、応募者の私たちはどのように答えるべきなのか?この記事で詳しく解説します。志望動機の例文もご紹介するので、困ったときにご活用ください。
パン屋の志望動機の例文
先に、パン屋のバイト面接や履歴書で使える、志望動機の例文を
- 販売スタッフ(バイト未経験)
- 販売スタッフ(バイト経験者)
- 製造スタッフ(バイト未経験)
- 製造スタッフ(バイト経験者)
の順にご紹介します。
面接や履歴書にそっくりそのまま引用しても構いませんが、人気のパン屋に応募する場合は、自分なりにアレンジすると良いでしょう。
販売スタッフの例文:バイト未経験
販売スタッフを志望した理由は、貴店のスタッフの方の対応が良かったからです。いつも親切に対応してくださったので、私もパンのおいしさや魅力を伝える仕事をしたいと考えました。貴店は自宅から近く、学業(家事)とも両立ができると思い、応募させていただきました。
販売スタッフの例文:バイト経験者
以前勤めていたカフェでは、接客販売を中心とした対人的な業務にやりがいを感じていました。カフェスタッフとして得た飲食店の販売知識を活かし、貴店で新たな経験を積みたいと考えています。
製造スタッフの例文:バイト未経験
「お客様が感動するパンづくりに、私も携わりたい」そう思ったのが、貴店の製造スタッフを志願した理由です。食べることが好きで、貴店をよく利用してるうちにパン作りへの関心が高まりました。アルバイトの経験はありませんが、自宅での料理の経験が活かせるものと思います。必要なスキルは積極的に身に付けていきますので、よろしくお願いいたします。
製造スタッフの例文:バイト経験者
パン屋の製造スタッフを志望いたします。その理由は、レストランでの調理経験が活かせると考えたためです。パンの製造の実務経験はありませんが、いち早くお客様においしいパンを提供できるよう自宅で勉強しています。一流のパン職人として成長するのが私の目標です。
こんな志望動機は採用されない!NG例
パン屋バイトの志望動機は、次のような表現は避けるべきです。
- パン屋でいろいろ学びたい
- やる気には自信がある
- 小さいころからのあこがれで
パン屋のバイトを通してさまざまなことを学ぶ姿勢も大切ですが、アルバイトは学校ではありません。「いろいろ学びたい」などの抽象的な表現は、受け身の印象を与えかねません。「あこがれていた」という志望動機も悪くはありませんが、漠然とした表現なので避けてください。
採用したくなる志望動機3つのポイント
では、どのような志望動機を書けば、採用されやすくなるのか?好印象を与えられるポイントは次の3つ。
- このパン屋を選んだ理由が伝わる
- 第一志望であることが分かる
- 貢献できることが説明できている
どこのパン屋でも当てはまるような志望動機では、面接官にインパクトを与えられません。「ここのパン屋だから、バイトをしたい!」という意欲を伝えましょう。
さらに、今までのバイト・パートで得たスキルや、受験・部活動の経験を生かして、「どのようにお店に貢献できるか」を伝えると、面接官が採用したくなります。
まとめ
パン屋バイトの志望動機の例文をご紹介しました。
販売スタッフは「接客に興味がある」、製造スタッフは「パンをつくることに興味がある」という志望動機を軸に、そのお店を選んだ理由を添えると採用されやすくなります。
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