ペットショップのバイトは大変？「動物が好き」だけでは勤まらない理由

かわいい動物たちに囲まれて働けるペットショップのバイト。幸せそうなバイトですが、ペットショップは大切なペットたちとの別れが多いため、さみしい気持ちになることも多々あります。動物が好きな人にとっては、ちょっとつらいかもしれません。

そんなペットショップバイトの仕事内容や口コミ評判などをご紹介します。

ペットショップバイトの口コミ評判

小さいことからの憧れていたペットショップで働いています。仕事は大変だけど、毎日やりがいを感じています。小さい子に生き物を触れさせてあげると、喜んでくれるので楽しいです。

トリマーを目指しているので、専門学校に通いながらペットショップのアルバイトをしています。ペットの生態についても勉強できますし、ペット用品についても学べるので、将来ペット関係の仕事に就きたいにはおすすめです。

私の職場は飼っている犬を連れて行ってOK。家でお留守番させて仕事に行くのが不安だったので、ありがたい特典でした。ドッグフードや洋服も安く買えます。

大型店やチェーン店のペットショップはしっかりした研修制度を設けているので、未経験者でも安心して働けます。

ペットショップバイトのきついところ

ペットショップバイトのきついところは、大切に育てていた動物たちとの別れです。

季節の変わり目やペットショップの設備不良、飼育の不備によって、動物を死なせてしまうこともあります。昆虫などは大量に死にますし、小動物が共食いをしている現場も目撃するかもしれません。

また、飼い主が見つかったときはうれしい反面、いざ別れるとなるとちょっと寂しい気持ちになるでしょう。

「動物が心の底から好き！」と思っている人こそ、かわいいペットたちとの別れは悲しいです。感情移入しすぎると精神的にきついので、ある程度の割り切りも必要なのです。

ペットショップバイトのメリット

ペットショップバイトは悲しい別れを経験しますが、やりがいやメリットもあります。

犬や猫をはじめとした動物には、医療の現場で使われるほど高いセラピー効果が期待されています。そんな動物たちに囲まれて働けるのは、ペットショップのバイトならでは。

「賃貸で犬や猫が飼えない」という人であれば、ペットショップでいろんな動物たちと触れ合うことができます。自宅で犬や猫を飼っている人であれば、「会社に連れてきてOK！」という職場もありますよ。

また、社員割引があるペットショップも多いので、ペット用品が安く買えます。ペットの毎月の食事代やおもちゃって、意外と高いですよね。少しでも安く買えるなら、こんなにうれしいことはありません。

ペットショップバイトの仕事内容

ペットショップのバイトには、応募職種に「販売スタッフ」と「トリマー」があります。

トリマーは資格が必要なので、ここでは、販売スタッフの仕事内容を紹介します。

販売スタッフの仕事内容は次の通り。

この中で販売スタッフの仕事内容のメインとなるのが、「接客・販売」と「ペットの世話」の2つです。

接客・販売

ペットショップバイトの接客では、お客様に飼育のアドバイスをします。

「初心者でも飼育しやすい動物は？」「このペットの飼育の注意点は？」「エサ代って月にどれくらい？」などの質問を受けます。命に関わる質問なので、的確にアドバイスをすることが求められます。

また、お客様から質問を受けなくても積極的に話しかけ、購入を勧める販売努力も必要です。

ペットの世話

接客をしない時間帯は、ペットショップの動物たちの世話をします。

ペットにエサを与えたり、健康状態のチェックを行います。ゲージの清掃や消毒も日課です。部屋が汚い状態だと病気になりやすく、見た目が悪いと飼い主が見つかりません。

犬や猫であれば、一日中ゲージの中にいるとストレスがたまるので、周辺の散歩に出かけることもあります。

動物の種類によっては、ブラッシングやシャンプーの仕事もあります。清潔でかわいらしく見せて商品価値をあげることも、ペットショップのバイトでは重要な仕事です。

まとめ

ペットショップのバイトは、生き物の世話をするのが主な仕事内容です。身の回りの世話をしたり、お客様へ飼育のアドバイスもします。

生き物の世話をするので、責任感が求められます。大事に育てていたペットとの悲しい別れもあるので、「動物が好き」だけでは務まりません。

ですが、好きな動物たちに囲まれて働けますし、やりがいもあります。動物についてもっと詳しくなりたい、勉強したい、という人にはおすすめのバイトです。