ガソスタのバイトって、思ったよりきつい…。
これが、ガソリンスタンドのアルバイト初日の正直な感想です。
私が郊外に住んでいたとき、バイトを探してもスーパーやコンビニ、ガソリンスタンドくらいしか見つからず、「仕方なく」という気持ちで働いたのが、ガソリンスタンドのバイト。
友人が同じガソスタで働いていたことがあったため、安心してスタートをきった初バイトですが、思った以上に過酷でした。お客様に怒られるし、体力的にも大変だし…。そんな当時を振り返って、体験談を書いてみます。
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ガソスタバイトが「きつい」と思ったこと
給油ミスでお客様に激怒された
ガソリンには「レギュラー」と「ハイオク」の2種類があります(あと「軽油」もありますが、一般車はほとんど使わない)。この違いは、ガソリンの質と値段に影響します。ハイオクの方が質が良く、値段も高くなります。
私は、バイト初日にお客さまから「ハイオク」と頼まれたのに、「レギュラー」を入れてしまいました。ちょうど車が何台もきて、忙しいときだったため、テンパって間違えてしまったのです。
それに気が付いたお客様は激怒。質の悪いレギュラーをハイオク車に入れてしまったので怒るのも当然。お客様は「すべてガソリンを抜け!」とクレームを言いましたが、「そこまではできない」と店長が平謝りでなんとか事態は収拾へ。
他のガソスタで働いている私の友人も、給油ミスをしてお客様に怒られていました。ガソスタバイトの「あるある」なんです。
ほかにも、洗車後に「ちゃんと汚れが落ちていない」と文句を言われたり、「車に体が少しあたって傷がついた」とクレームを言われたこともあります。
ほかのバイトをいろいろ経験してきましたが、ガソスタのバイトが一番怒られた記憶があります。
寒い日の洗車で手が凍る
ガソリンスタンドの仕事内容は、給油のほか、洗車などもあります。真夏であれば洗車なんて楽ですが、真冬の手洗い洗車はかなりきついものです。
私は出勤初日が1月の冷え込む時期だったので、吹きさらしの外待機は寒いし、洗車は手作業だから手先の感覚はなくなるし…で大変な思いをしました。
そんな過酷な環境でも、大きな声で車を誘導し、明るい笑顔で接客するのがガソリンスタンドのバイトです。
車の話題についていけない
ガソリンスタンドという職場は、車やバイクが好きな人が集まる場です。仕事中は好きな車の話で盛り上がったり、車種について話したりします。
車が好きな人であれば、社員からさまざまな情報を得られるので楽しいかもしれません。まさに天職です。
ところが、車に全く興味がない人はどうでしょう?車種の話なんてどうでも良いですし、「知ろう」とも思いません。当然、私は車の話になると、話の輪には入れませんでした。
きついだけじゃない!ガソスタで働くメリット
こんなきついこともあったガソリンスタンドのバイト生活ですが、嫌な思い出ばかりではありません。
「高校生の頃に経験して良かった」と心の底から思えた出来事もあります。
たとえば、
- 先輩は面倒見が良い
- 体を動かすから気持ちいい
- 時間が過ぎるのが早い
- 雨の日は楽
- 高時給
- 給油や灯油が安くなる
などの良い思い出もあります。
ガソリンスタンドの忙しい日は、本当に気が抜けません。1人で同時に3台を接客することも。それだけに、時間が過ぎるのもアッという間。体を適度に動かすので、「今日も働いた!」と達成感に満ちていました。
逆に、雨の日は夕方から9時までの4時間勤務で、5台も接客しなかった、ということも珍しくありません。その間、社員の人とひたすらしゃべったり、ゆるい社員だとお菓子を食べながら待機…なんてこともありました。
また、給油・灯油・洗車・カー用品は社割で安くなります。高校生の私は車に乗らないので関係ありませんでしたが、家族は大喜び。ちょっとだけ、「親孝行ができたかな」なんて気分になりました。
まとめ
ガソリンスタンドのバイトは大変でした。体力勝負ですし、寒い日や炎天下の中で働くのは過酷です。でもその分、達成感を感じられるし、やりがいはありました。
きついこともありましたが、個人的にはおすすめのバイトなので、近所のガソスタのバイトが気になっているなら、ぜひチャレンジしてみてください。
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