ファッショ好きなら、一度は働いてみたい「アパレルショップ」。趣味を仕事にできるし、ファッションセンスを磨ける。おまけに洋服も安く買える!なんて思っていませんか?
たしかに、洋服好きならやりがいをもって働けそうですよね。でも、華やかに見えるショップ店員も、楽ではありません。
どんなところがきついのか?何がそんなに大変なのか?この記事で解説します。
アパレルバイトのきついところ
アパレルのバイトは、
- 接客レベルが高い
- 体力を使う
- 土日に休めない
- ノルマがある
- お金がたまらない
の5つがきついと感じ、ショップ店員がすぐに辞めてしまいます。
接客レベルが高い
数ある接客業のなかでも、高い接客スキルが問われるアパレルのバイト。
お客様におすすめの商品やコーディネートの相談、最新のファッション事情などに精通したうえで、臨機応変な接客が求められます。
マニュアルが通用しない世界なので、商品知識・コミュニケーション力・コーディネート力などの総合的な能力が試されます。
コンビニのバイトなど、相手に気を使わなくても良い接客業と比べると、アパレルはきついと感じるでしょう。
体力を使う
アパレルのバイトは基本的に立ち仕事。お店によっては、高いヒールを履きながら1日中動き回るので、足に大きな負担がかかります。働き始めは、「足が浮腫んだ」「フットケアが大変」などがきついと感じるもしれません。
服がたくさん入った重い段ボールを運んだり、売り場のレイアウトを頻繁に変えることも多く、腕力も使います。セール時期になると、店頭で大きな声を出して呼び込みをさせられます。
土日に休めない
アパレルのバイトは、カレンダー通りの休みではないので、友人と休みを合わせるのが難しいかもしれません。
土日や祝日はお客様がお店に殺到し、セールや年末年始ともなれば、朝早くから夜遅くまで働き、商品の値付けや売り場の準備に追われるでしょう。
逆に、「平日に休みたい」という人にはおすすめのバイトです。平日はどこに行っても空いているので、1人で出かけるのが好きな人には向いています。
ノルマがある
アパレルショップによっては「ノルマ」が課せられる場合があります。「今月はコレを何個売れ!」などのノルマをプレッシャーに感じる人も多く、思うように売れなかったときは落ち込みます。
厳しいお店では、ノルマを達成しないと怒られることもあるとか。
お金がたまらない
店頭に立つアパレル店員は、お客様の憧れであり、お手本でもあります。そんな店員がダサい服を着ているなんて厳禁。ショップ店員は、自分のお店の服を買い、常におしゃれである必要があるのです。
自社の洋服は社割で安く買えますが、毎シーズンごとに新しい服を買うので、お金がたまりにくいです。働く目的が「お金」だけでは、きついと感じて長く続かないバイトです。
アパレルでバイトをするメリットは?
コレだけきついことがあるアパレルのバイト。ですがもちろん、働くメリットもあります。
たとえば、お気に入りのブランドの洋服が安く手に入ること。定価の50~80%OFFで買えるのは当たり前。給料が洋服代として消えてしまいますが、その分、ファッションセンスが磨かれること違いなし。
ハイブランドのお店で働けば、芸能人に会えたり、あなたが接客をする、なんてチャンスもあるでしょう。
他にはない「達成感」と「やりがい」を感じられますよ。
まとめ
アパレルのバイトがきついと感じる瞬間は以下の5つ。
- 高い接客スキルが問われる
- 立ち仕事で足腰が疲れる
- 土日や祝日に休めない
- ノルマがプレッシャーに感じる
- お金がたまらない
きついことの多いアパレルのバイトですが、それを乗り越えれば、先輩との会話や接客を通して自然とセンスが磨かれます。
職場には同じ系統のファッションが好きな人が集まり、同年代も多いことから、友だちができやすい環境です。
トレンドの服も安く買え、センスが磨かれるバイトなので、ファッションに興味がある人ならおすすめですよ。
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