服装や髪型が自由で、高時給な求人が多い「コールセンター」のバイト。
コールセンターのバイトは、大きく分けて
- 受信業務の「インバウンド」
- 発信業務の「アウトバウンド」
の2つあり、それぞれ仕事内容が異なります。
では、どんな違いがあるのか？どっちに応募するべきなのか？この記事で詳しく解説します。
インバウンドの仕事内容
インバウンドは、お客様から掛かってきた電話を受ける仕事です。
電話の内容は、「欲しい商品がある」「気になるサービスがある」「機械の操作方法が知りたい」など。お客様は、明確な悩みや質問があって、それを解決するために電話を掛けてきます。
アウトバウンドとの違いは？
アウトバウンドとの違いは、こちらから電話を掛けないため、営業色がないところにあります。
「こんなサービスがあります。いかがですか？」と提案するのではなく、あくまで、電話越しにお客様の悩みを解決します。お客様からの質問はあらかじめ予想され、回答マニュアルがあるので安心してください。
ただし、クレームの電話を受ける可能性があります。
こんな人におすすめ！
インバウンドに求められるのは、
- 聞き上手
- 商品知識
- 根気強さ
などの能力です。
インバウンドでは、お客様の話をよく聞き、「本当にほしいもの、困っていること」を探り出すスキルが求められるでしょう。そして、お客様の悩みを解決するための商品・サービス知識も必要です。
商品やサービス知識は、研修で覚えることになります。覚えることが苦手でしたら大変かもしれません。
アウトバウンドの仕事内容
アウトバウンドは、コールセンターからお客様に電話をする仕事です。
電話の内容は、「こんなサービスがあります。いかがですか？」と言った感じ。電話でおすすめする商品やサービスを学び、ひたすら個人や企業に電話を掛けます。
バイト先によっては、ノルマを課している場合があります。
インバウンドとの違いは？
アウトバウンドは、インバウンドに比べて営業色の強い電話を掛けます。
基本的にはマニュアルに沿って商材を紹介するのですが、お客様からすれば「用もないのに電話が掛かってきた」と不満を感じことも。
クレームになることはありませんが、「電話をいきなり切られる」なんてことは日常茶飯事です。
こんな人におすすめ！
アウトバウンドに求められるのは、
- 気配り上手
- 相手に合わせるのが得意
- 気持ちの切り替えが早い
などの能力です。
こちらからいきなり電話を掛けるアウトバウンドでは、相手の状況を察すること力が大切。
また、1件の電話がすぐに切られても、すぐに次の電話に掛けるため、気持ちの切り替えが早い人に向いています。
コールセンターでバイトするならどっち？
インバウンドとアウトバウンド、どちらもコミュニケーションスキルが求められます。
では、どちらに応募するのが良いのでしょうか？
未経験者はアウトバウンドがおすすめ
まだコールセンターのバイトを経験したことがないのであれば、アウトバウンドがおすすめです。
アウトバウンドは基本的に営業系の電話がほとんどで、「相手がこう言ったら、こう返す」という会話の流れが、マニュアルで決まっています。
一方のインバウンドは、
- いつ電話が掛かってくるか分からない
- どんな内容を聞かれるか不安
- いきなりクレームを言われる
などのデメリットがあります。
自分のタイミングで電話を掛けた方が、気が楽ですよね？
アウトバウンドはノルマがありますが、ムリな数字を求められることはありません。コツコツと頑張りノルマを達成すれば、時給がアップすることも。
また、アウトバウンドはお客様に急に電話を切られることはあっても、クレームの電話はほとんどありません。
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まとめ
コールセンターのバイトには、「インバウンド」と「アウトバウンド」があります。
インバウンドは、お客様の方からコールセンターに電話が掛かってきます。お客様の悩みを聞き、解決します。
一方のアウトバウンドは、コールセンターの方からお客様に営業の電話を掛けます。おすすめの商品やサービスをご提案するのが仕事内容です。
アウトバウンドの方が、自分のタイミングで電話を掛けられるため、初心者におすすめです。コールセンターのバイトに初めて応募するなら、「アウトバウンド（発信）」というキーワードで探してくださいね。