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バイト先の店長が怖い!暴言を吐かれたり暴力されたらパワハラになる?

2019年5月8日

バイト先の店長が怖い!暴言や暴力をされたらパワハラになる?

バイトでミスをすると、先輩や店長に注意されたり怒られます。指導上、ある程度は仕方のないことですが、怒鳴るなどの度が過ぎた叱り方や怒り方をされると、ちょっと怖いですよね。

では、バイトでミスをしたとき、店長が高圧的な言動をするのはパワハラになるのか?解説します。「バイト先の先輩や店長が怖い」と不安に思っている方はご一読ください。

店長の暴言や暴力は「パワハラ」

バイト先の店長や、教育係である先輩アルバイトからの暴言や暴力はパワハラです。

「パワハラ」とは?

パワハラとは、パワー・ハラスメントのこと。上司や教育係などの上位の立場を利用して、部下に働きにくい環境を作ることをパワハラと言います。繰り返し暴言を吐いたり暴力を振るったりされたら、それはパワハラです。

パワハラに対して、上司など上の立場を利用して性的な嫌がらせをし、働きづらくする行為はセクハラに該当します。

パワハラの例

上司による「暴言」「暴力」「無視」「いじめ」などはパワハラです。

たとえば、

  • ミスをすると大きな声で怒鳴られた
  • 仕事ができないと物を投げてくる
  • テスト休みを申請したら「お前が勉強しても意味がない」と言われた
  • 「これ以上ミスをしたら時給を下げる」と脅された
  • 仕事で分からないことを聞いても無視をされる
  • 教えられていない仕事を任せる
  • 時間内にできない量の仕事を押し付ける

ヒドイことや脅すようなことを言う、暴力を振るうなどはすべてパワハラに該当します。

バイト先でパワハラをされたら?

パワハラによる被害の例

パワハラによる被害は、ちょっと嫌な思いをしたり軽いケガをするだけではなく、強いストレスを感じたり心の病気になることもあります。

  • 店長が怖くて眠れなくなった
  • バイト先の教育係が怖くて食欲がなくなった

など、生きる気力を奪うこともあります。

パワハラの対処法

パワハラをされたら、パワハラをしてきた人の上司に相談しましょう。

バイト先の先輩アルバイトがパワハラをするようであれば、バイト先の店長に相談します。

店長がパワハラをするようであれば、お店がチェーン店の場合、本部の人に相談します。本部の人はお店に定期的に来ると思うので、そのときに相談しましょう。あるいは、本部に直接連絡しても良いでしょう。

チェーン店ではなく個人営業のお店の店長がパワハラをしてきたら、都道府県労働局に労働相談窓口(外部サイト)が設置されているので、そちらに相談してください。労働局なら、あなたとお店の間に入って交渉をしてくれます。

まとめ

バイト先の先輩や店長からの「暴言」「暴力」「無視」「いじめ」などはパワハラです。

先輩や店長が怖くて「眠れなくなった」「食欲がなくなった」など思い当たる心の病があったら、パワハラとして訴えることもできます。

訴えるまではいかなくても、パワハラをしてきた人の上司に解決するよう求めたり、労働相談窓口に相談するなどはすぐにできると思います。言いにくいことではありますが、勇気を出して早急に解決しましょう。

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