バイトのシフトを店長や他の従業員が無断で変更することってありますよね。
人手が足りなくてシフトを勝手に入れられたり、働く時間を延長させられたりと、困る人も多いのではないでしょうか。逆に、店がヒマだからとシフトを減らされるケースもあるかもしれません。
では、バイトのシフトを勝手に変更された場合、断っても良いのでしょうか?解説します。
シフトの無断変更は違法
バイトのシフトを勝手に変更することは、「労働契約」に反します。労働契約とは、バイト採用時に雇用主とあなたが交わした約束のこと。
たとえば、「週4日、1日3時間」と労働契約を交わしているのに、「週5日にして」「1日5時間働いて」などとバイト先がお願いするのは「労働契約」に反します。
働く曜日や時間帯を固定していたり、事前にシフトの希望を出しているのにも関わらず、勝手に働く日や時間を変えることは許されないのです。
つまり、希望より多い(少ない)シフトにすることは違法です。そのため、「働けない」と事前に伝えている日や時間帯に無断でシフトを入れられても、断ることができます。
もちろん、本人が働きたいのであればシフトを変更しても良いですが、バイト先は無理強いをできません。無理にお願いされても、きっぱり断りましょう。
もし言われるがままにシフトに入ってしまうと、「この子は頼めばすぐにシフトに入ってくれる」と思われ、どんどん増やされるかもしれません。
シフトを変更されたら断ろう
バイトのシフトをバイト先が勝手に変更することは、「労働契約」に反します。
もし、バイト先の店長などが人手不足を理由にシフトを無理に増やそうとしても、断ることができます。
そもそも、人手不足はお店の責任であり、アルバイトがその責任を負う必要もありませんし、気に掛ける必要もありません。理不尽なお願いは、きちんと断りましょう。
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