バイトを始めてから、
- 精神的に辛い
- 行きたくない
- しんどいと感じる
- 人間関係で疲れた
こんな風に感じたことはありませんか?
気軽にお小遣い稼ぎができるバイトでも、ストレスが積み重なって「辞めたい!」と感じることってありますよね。
その一方で、なんとなく辞めるのが気まずかったり、人手不足だから働き続ける人も多いはず。その気持ち、私も経験したのでよく分かります。
ところが、辞めたいのにバイトを続けると、ストレスがたまって体に悪影響です。「バイトを辞めたい」と思ったら体からのSOSサインなのです。
辞めたいのにバイトを続けるのはストレス
「バイトを辞めたい」と思った時点で、精神的なストレスが蓄積しています。
ストレスの危険性
ストレスが長時間続いたり、解消後のエネルギー代謝が不完全な場合は、疲労、発病へと進展してしまうのです。
出典:ストレス解消 | ストレスを感じると体の働きはどうなるの?
ストレスをためこむと、「自律神経失調症」をはじめとしたさまざまな病気を発症します。検査をしても異常がないのに、めまいやどうき、のぼせ、肩こりなどに悩まされるのです。
ストレスを感じることが長期間に渡ると、副交感神経が胃に作用して、胃酸やペプシンの分泌量が増大します。胃壁を傷つけ、胃に穴が開く危険性もあります。
また、うつ病になる危険もあります。私は、軽いうつ病と診断されました。
うつ病の発症には、ストレスが大きく関係しているといわれています。
「心が弱い人はストレスに弱いから、うつ病を発症するのではないか」と考える人がいるかもしれませんが、ストレスとはそもそも「心や体にかかる刺激や負荷」を指します。
私も職場環境でストレスを感じたことがあり、バイトに行く前に、原因不明のダルさや頭痛がよく起こりました。「バイトに行きたくない!」とずっと悩まされ、精神的な苦痛が続いていました。
ストレスをためやすい人の特徴
ストレスをためやすい人の特徴は、
- まじめ
- 几帳面
- がんばり屋
- 責任感が強い
といった性格の人。
ストレスをためやすい人は、「適当なところで妥協できない」という特徴があります。一生懸命な人だからこそ、ストレスをためてしまうのです。
バイトがしんどいと思ったときの対処法
気軽に働けるバイトだから始めたのに、バイトでストレスをためていては本末転倒。
精神的な病気になる前に、今すぐ
- 長期休暇をもらう
- 辞めたい原因を解消する
- バイトを辞める
の3つをやるべきです。
長期休暇をもらう
バイトを辞めたいと思った原因は、「少し疲れただけ」などの一時的な感情かもしれません。こういった場合は、すぐに辞めると後悔します。
また新しいバイトを探すのは大変ですし、見つけたとしても、慣れない環境で一からスタートをするのも、新たなストレスを生みます。
可能であれば、1カ月ほどの長期休暇をもらい、リフレッシュすると効果的です。
休暇をもらった後に、やはりバイト先でストレスを感じるようであれば、働く環境に原因があるかもしれません。
辞めたい原因を解消する
休暇をもらえない場合、あるいは、休暇をもらってもバイトを辞めたいと感じるのであれば、なぜ辞めたいのか?その原因を分析してみましょう。
以下のような原因の場合、店長などの責任者に相談して改善できる可能性があります。
- 時給が低い
- 人間関係に悩んでいる
- シフトが多すぎ
たとえば、時給が低く不満に感じているのなら、生活が苦しいことをアピールしたうえで、店長などに相談して時給アップをしてもらいましょう。時給が少し高ければ、辛くても乗り越えられるかもしれません。
また、「テスト休みをきちんともらえない」など、シフトが多すぎて勉強に集中できない、プライベートの時間がないのであれば、出勤を減らすように相談すべきです。
ストレスの原因が解消されることで、バイトを辞めたい理由もなくなります。
バイトを辞める
最終手段です。
- 店長や先輩が理不尽なことを言う
- 罰金やノルマを課す
- バイトが自分に合っていない
上記のように、職場環境に問題があれば、自分ではなかなか改善ができません。きっぱり辞めてしまうのもありです。
バイトの人間関係や仕事内容などは、実際に働くまでは分かりません。バイトをしてみて、「やっぱり自分には合わなかった」と思うことはごく自然なことなのです。
私はバイトをなかなか辞めらずに悩んでいましたが、勇気を出して辞めることを告げてからは気持ちが軽くなり、ストレスから解放されました。
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バイトを辞めるとき、自分の代わりの人を探す必要はある?
「アルバイトを辞めたい」と店長に伝え、「あなたが辞めると人手不足で困る。辞めるなら代わりの人を探してきて」と言われたら、その指示に従うべきなのでしょうか?この記事で詳しく解説します。
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精神的に辛いことを理由にバイトは辞められる?
精神的に辛いことを理由にバイトを辞めることは可能です。
辞めるのは労働者の自由
実は、バイトを辞めるのに制限はありません。
アルバイトを含む労働者は、原則として会社を退職することをいつでも申し入れることができます。
基本的にはどんな理由であっても自由に辞めることができるのです。
退職理由の例文
私が精神的に辛いと感じてバイトを辞めたとき、店長に伝えた退職理由を例文としてご紹介します。
【例文】
学業の成績が落ちてきたため、しばらく勉強に専念したいと考えています。受験や将来のこともあるので、今のままでは学業とアルバイトの両立は困難かと思います。こちらの都合で申し訳ないのですが、来月いっぱいでアルバイトを辞めさせていただきたいと考えています。
「精神的に辛いから」などと言ってしまうと、バイト先との関係性が悪くなってしまいます。ですので、あくまで「受験や勉強に専念したいから」といったことを理由に辞めるのが無難かと思います。
上記以外の退職理由の例文については、以下の記事も参考にしてください。
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【全10例文】バイトを辞める理由・言い訳まとめ
バイトを辞めるときに使える理由・言い訳を10例文ご紹介します。
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まとめ
気軽に働けるバイトでも、理不尽なことや人間関係などに悩まされ、ストレスを抱える人は大勢います。
「バイトを辞めたい!」とストレスを抱え込むと、精神的に大きな負担になります。まずはストレスの原因を探り、解決策を見つけましょう。
どうしても解決できないのであれば、バイトを辞めることも視野に入れてください。
バイトを辞めるのには勇気が必要ですが、ストレスから解放されるために避けられないアクションです。もしバイトを辞めるなら、1カ月前までにお店の責任者に告げましょう。
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