サービス残業が多い
バイトの時給は1分単位で計算され、給料に反映されなくてはなりません。
出勤時の着替えやお店の開店・閉店準備に掛かった時間はもちろんのこと、後片付けやゴミ出しなどの作業も労働時間として計算されなくてはなりません。当然、これらの時間も1分単位で時給が発生します。
ところが、居酒屋によっては人件費を節約するため、これらの労働時間に給料を支払わないケースがあります。いわゆる「サービス残業」です。
仕事をするために必要な準備や後片付けはすべて労働時間です。給料を払わずにサービス残業をさせるのはブラックバイトです。
皿を割って弁償させられる
居酒屋のキッチンでバイトをしていると、洗い場で皿洗いをすることがあります。忙しかったり疲れていると、皿をうっかり割ってしまうことがあります。
ホールでは、料理の運搬中に手が滑ったり人とぶつかって食器を割ってしまうこともあるでしょう。
もし、皿などの食器を割ってしまったとしても、すべてお店が負担します。まれに「皿を割ったら罰金500円」などとしている居酒屋もありますが、このルールは無効ですし、そんなルールを設けるうバイト先はブラックバイトです。
無理なのに金曜に出勤させる
応募者が採用前に「金曜の出勤は無理です」と伝えているのに、採用後にお店が勝手に金曜にシフトを入れるケースがあります。
居酒屋は金曜に忙しくなるため、人手が必要になるためです。ですが、シフトを勝手に変更するのは、採用時に交わした契約に反します。
お店の身勝手なやり方に従う必要はないので、反発しましょう。
酔った客にセクハラされる
居酒屋ではお酒を提供するため、酔った客が女性店員に対してセクハラをしてきます。酔っているとは言え、「彼氏いるの?」という発言や、手や腰を触る行為などはすべてセクハラです。
客に対して強く反発はできないと思いますが、体を触られたりしたら「ここはそういうお店じゃないんです」と言いましょう。
ケガしたのに労災が下りない
バイト中のケガで治療費が発生した場合、労災(労災保険)が下ります。
たとえば、居酒屋のバイト中に熱湯を足にこぼして大ヤケドを負ったり、包丁で手を深く切ってしまった場合、酔った客に殴られてアザができた場合などは、バイト先が加入している労災保険から治療費が支払われます。
しかし、居酒屋の店長が労災のことを教えてくれなかったり、嫌がって手続きをしてくれないケースがあります。きちんと対応してもらうように、お願いしましょう。
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